root 哲学科

root 哲学科

root 哲学科

時代は哲学

小論文・総合型選抜などの対策に

root 哲学科とは

  • 対話と小論文を通じて「思考」を形成する
  • 「言語の“型”を学び「表現の“型”を体得していく
  • 書くと話すを軸に言語技術(=language arts)を獲得する
  • 考える人」(= a good thinker) を目指す

昨今多くの大学が総合型選抜を採用しており、そのときに必要となるのが小論文です。rootはこの小論文の指導に自信を持っています。特に総合型選抜の小論文は、大人と子供の境目にいる大学受験生にとって、「これまでどう生きてきて、これからどう生きていくのか」というキャリアデザインの側面や、そのために「生きていく世界をどのように見て、何を正しいとしていくのか」のような哲学的な内容にも踏み込む必要があります。

世界をどのように解釈し(=哲学し)、人生をどのように生きるか。

rootではこのように思考を作っていく授業を「哲学科」としました。

文章をつくる基本の「形式」から、世の中のあらゆるものに対する「考え方」まで。小論文指導は総合的な実力が試され、また育まれるものです。そしてこのような学びは、授業者が人文社会(文系)科目を跨いで指導するrootの最も得意とするものです。

初めから一つずつ進めて、誰でも立派な小論文を書くことができるようになります。小論文で身につく力は、大学受験に留まらず、長い将来にまで必要となります。卒業生からも「大学に入って(あるいは就活で)授業で学んだことの価値を実感した」という声が聞かれています。

どんなことをするの?

STEP
まずは「文章の“型”」を学びます

これは当塾国語の授業と同じ内容になります。

STEP
書きやすい題材と文量からはじめて、“型”と“表現”に慣れていきます

演習を通して総合的な“言語技術(=language arts)”を身につけていきます。
(高校受験の都立共通入試の作文などはここまでです。)

STEP
本格的な小論文/作文演習をしながら、自分の“解釈=思考”を作っていきます

題材についての対話を通して、“解釈=思考”を作っていきます。
(大学受験の小論文試験の場合は、タイプ別の指導も入ります。)

STEP
様々な題の中で自身の“思考”を表現する練習をします

作り上げた“解釈=思考”をもとに様々な問題を捉え、表現します。

STEP
小論文を離れ、多様な形式に合わせて“表現”します

面接試験や総合型選抜で出題される映像制作やプレゼンの練習などに取り組みます。
(都立推薦入試の集団討論なども扱います。)

哲学が必要な時代

いま、無限に広がるネットの世界とSNSの普及は価値の氾濫を生み、世界はますます複雑に、その様相を捉えられなくなってきました。一方で、無限の世界のはずなのに、スマホから覗く世界は「バズった」ものが集まってできた極めて狭い世界であって、子どもたちはそこから自分の世界観(世界をどう見るか)を作ろうとしています。

昨今のデータ至上主義や科学万能主義、お金で全てを判断するような拝金主義に似た考え方の流行は、そのあらわれかもしれません。あるいは“目で見て”わからないと、考えることさえできなくなっているのかもしれません。世界の見え方はどんどん均質化していく。

一方、AIの発達によって、教育や学習の中身も大きく変わり始めています。真の個別学習の実現、その人オリジナルの、と言いながら、提供されるものはAIによる均質的な学習です。こうして子どもたちが向かう先は、きっと「均質化した知性」による世界でしょう。


時代は多様性を謳いながら、あらゆるものが均質化していくこの矛盾が今現実に起ころうとしています。

本来知性にもいろいろとあります。学問に優れていたり、数字についてスマートに考えられたり、ビジネスを成功させたりするのだけが知性ではありません。運動が得意で自分の体を思い通りに動かせる知性、人の気持ちを察する知性、相手に寄り添う知性、人を笑わせられる知性、人と協力できる知性といった”目には見えない定量化されないもの”も知性であり、知性は本来的に多様です。

そしてなかでも人間特有の知性として、上の数ある知性が使われる根本になりうるのが


解釈する(=哲学する)知性です。

”思考は職業に支配される”なんて聞いたこともありますが、たとえば経済人は世界を(あるいは日常を)経済の視点で解釈し、芸術家は美の視点であらゆる物事を見る。

同じように世の中にある正義や悪といった対立も、結局は正も悪もないただの「事象」をどのように解釈するかで起きている問題でしょう。

また「答えは人それぞれ」とはよく言いますが、それはその人その人の作り上げた「世界観=世の中をどういうものと解釈しているか」が違うということが根本にあって起こるものです。

冒頭のようなこれからの世の中を生きていく上で必要とされるのは
自分の生きる世界をどう解釈するか(=哲学するか)であって、それが知性の多様性を保証し、各個人のあらゆる思考や行動に直結していくと考えられます。

そしてそのような力が求められる、また鍛えられる学習が小論文であり、その考えを使って取り組むのが総合型選抜であるのです。

以上をもって、rootではこれらを「哲学科」とし指導していくことにしました。

rootのいいところ

少人数ユニット式授業

rootでは通常3名という少人数制の指導にはめずらしく、「講義」のある授業を実施しています。
学習者との対話と問答によって講義が様々に展開する「対話式講義」では、一人一人の「わからない」を拾いながら授業が進むので、しっかりと筋道の通った学びを、それぞれの学習者が「本当にたどるべき道筋」で進められるのです。また、ユニットメンバーの「わからない」を一緒に考えることは、一方的に指導を受けるのと違い学習者自身が「気づき」によって学ぶことにもつながり、観察学習としての効果も発揮します。

集団や個別ではいまいち頑張れないという方でも、ユニットメンバーと学習の喜びやつらさを共有し、お互いに助け合えることは、学習をしていく上で大きな強みとなります。

最新教育設備

rootは常に時代を意識しています。求められる学力が変わっていく現代において、より学習効率を高めるために、最新の設備環境を調えています。

rootでは最新式の電子黒板によって、例えば英語や現古文などの本文板書の時間を節約しより多く時間を講義に割けるようにしたり、世界史の地図や数学の図表など視覚的な理解が必要なものを映し出しながら理解を深めたりしています(Inputの充実)。また必要に応じてその日の板書をプリントアウトしたり授業映像を配信して復習がしやすい環境をつくっています。また学習者が自分のスマートフォンで英語のリスニング、スピーキングの練習ができるような教材もご用意しています。スマートフォンをお持ち出ない方も、塾にあるタブレットで利用することができます(Outputの充実)。

自習室完備

在校生であれば随時使用可能な自習室が設置されています(最大8席)※

ご自宅では学習がなかなかはかどらない、テスト前の時期に集中できる環境で勉強したい、勉強をする場所に困っているという話は学習者からよく耳にするものです。自習室で勉強すれば、わからないところは授業の合間に講師に質問できます。また、外の景色を見下ろせる窓際の休憩スペースも小さいながら用意されているので、長時間の学習にはもってこいの場所となっています。高校生にはスマホで塾の鍵を渡しているので、塾が営業していない日でも自習室を使うことができます。(細則あり)

フレキシブルな時間割
選べる曜日。選べる時間。

学習者の生活に合わせて、ご希望の曜日、時間から、ユニットメンバーとの話し合いで授業日程を決定します。また、事前連絡により振替授業も可能です。(原則月1回、その他細則あり) 

1 13:00 – 14:30
2 14:40 – 16:10
3 16:30 – 18:00
4 18:10 – 19:40
5 19:50 – 21:20
(2025,6時点での時間割)

入退室管理システム
「Tablet Time Recorder」

「Tablet Time Recorder」は最新の入退室管理システムです。通塾生が入室しタブレットで打刻すると、あらかじめ登録されたEメールアドレスに打刻画像付きメールが届くようになっています。(アドレス登録は小中学生は必須、高校生以上は任意です。)
また、塾での滞在時間も週ごと月ごとなど集計で見られるようになっているので、例えば自分がどれくらい自習室で勉強したか、なども一目でわかるようになっています。

Copyright © 2017 Tablet Time Recorder. 
All Rights Reserved.

安心の月謝制
上質な学びをできるだけ低料金で。

安心の月謝制
上質な学びを低料金で。

rootには「未来のために教える」という信念があります。その「未来」とは学習者がつくっていくこれからの社会であり、また学習者自身でもあります。
「未来」のための学びは、すべての人に与えられなければなりません。そのためrootではどなたでもご利用いただけるように、できる限りの低料金で「学び」をご提供しています。もちろん、この「学び」が質の良いホンモノでなければ、「未来」のためにはなりません。あくまで質の良い学びを低料金でご提供することに、rootの意志があるのです。

よくあるご質問

一般の個別指導と「ユニット授業」は何が違うの?

一般の個別指導は2、3名の生徒につき1名の講師がつき、生徒はそれぞれのペースでテキストを進めますが、進度が違うため、例えば90分の授業の内、生徒一人にあたる時間は30分程度です。また、一人ひとりが別々に学習するということは、生徒が担当の講師から“しか”学べないという事でもあります。 一方で、ユニット授業は全員が同じ内容、一つの対話の中で半講義形式の授業が進行するので、90分間ずっと授業に参加できます。また一人ひとりの「わからない」を拾いながら授業が進行していくので、自分の気づかなかった「わからない」部分に気づくことができます。

「ユニット授業」のメンバーはどうやって決めるの?

ユニットメンバーは、基本的には授業の内容により決まりますが、志望や学力だけでなく、希望の時間帯や、人柄、相性なども考慮した上で総合的に判断しユニット分けされます。授業内容が同じであれば無学年のユニットが組まれることもあります。ユニット分けの最大の基準は「いかに学習効率が高まるか」です。

友達同士でも大丈夫?遊んでしまいそうで……。

自信をもって、答えは「大丈夫」といえます。むしろ友達同士のほうが、かえって学習効率が高まったりもします。理由は以下の通りです。

まず上記2つのご質問でも触れたとおり、一般の集団指導や個別指導では“講師の目を離れる時間”がありますが、rootでは90分間テーブルを囲んで対話を中心に授業が進むので、まず目が離れることはありません。実際の授業の中では時に小ブレイクとして雑談が挟まることもありますが、その軌道修正も、会話の場に講師自身が参加しているから容易に可能なのです。

またrootの授業では、ユニット全員が同じ内容を話しながら進める中で、わかる人がわからない人に教えてあげるような光景がよく見られます。わかる人は誰かに言いたくなり、言うことで、理解したことを整理できます。わからない人も講師とは別の説明の仕方によって理解が深まることもあります。そしてそのやりとりを聞いていたもう一人にも「観察学習」の効果があります。

このような学習の高め合いは、実は気の置けない中の方がしやすいのです。ひとりでは挫けそうなことも、分け合いながらできる。そこにrootの通いやすさがあります。

ちなみに、帰りの時間も心配ありません。(次のご質問へ続く)

授業の日程、時間はどうやって決めるの?

rootの時間割は基本的に都合の良い日付と時間を選んで受講できますが、ユニットメンバーがいるときは、みんなで話して、都合が付く日程で時間割が組まれます。どうしても合わないときはユニットの変更や、1日だけ来られないような場合は一人だけ別日に授業を実施して進度の調整を図ったりします。

授業は夕方から夜にかけてですが、rootでは「Tablet Time Recorder」という入退室管理アプリで生徒の登下校を管理しています。これは生徒の入退室に保護者の方へ画像付きメールが送信されるものです。これによって生徒がちゃんと通えているか、寄り道せずに帰っているかを、保護者の方はしっかり把握できます。

急な予定で行けなくなった場合は?

当日の授業1時間前までにご連絡をいただければ、原則月1回まで振替授業を実施します。(振替時期については担当講師の判断によります。)

その他細則については別途お問い合わせいただくか、当塾規約をご覧ください。

お問い合わせ

    root 総合学習指導塾


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    東京都中野区上鷺宮4-15-6 富士見台ビル 3F

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